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いつもよりちょっと手間をかけた暮らし


by yuyu-to-minomi

分とく山 総料理長の講演会

「分とく山」総料理長 野﨑洋光さんは「までい」に生きる暮らしを提唱されています


「までい」とは福島の方言で「ていねい」という意味があるそうです


丁寧な暮らしとは、われわれ「愉遊と・・・」が追い求めているものとつながるのではないかと


講演を聞きに行ってきました

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食文化の歴史から


今後食糧難の危機にさらされるお話し


食品表示の恐ろしさやら


サバの煮方からだしの取り方まで


あっという間に二時間が過ぎていきました






心に残った言葉がたくさんあったのですが


特に五つ印象に残ったお話しがありました




日本の食文化の奥深く素晴らしい点として

他国では大体冷たい陶器を使われますが

日本では、食材の温度に合わせて陶器、磁器、漆器、竹、ガラス・・・など使われていること




少し前までの日本人は手まめにものを作り、母親から物がなくても生きていける知恵をさずかってきた

けれど便利になると共に、それが薄れてきているということ




顔のみえる生活

大切なひとの為に作る食事 つまり食の原点は家庭にありということ




しあわせがあたり前過ぎて しあわせを見失っていること




ピアニストの辻井君は見えないのに見える

私たちは 見えるのに見えない 聞こえるのに聞こえないことがあるということ

分とく山 総料理長の講演会_a0230192_12464535.jpg



つなげていかなければ と改めて思いました


日々丁寧(までい)な暮らしをこころがけます 







  
by yuyu-to-minomi | 2013-02-27 12:58 | 暮らしの中で